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「”老い”や”障がい”を自分と切り離さず、自分はどう思うのか?」という問いへの悩みや新鮮さに溢れたほっちのロッヂの講座を通して、同じ町、近くの町で同じ感覚を持てる仲間をどんどんと増やしていきたい。今月のちょっと長めのつぶやき(聡子)
こんにちは。ほっちのロッヂの聡子です。 ここ半年で20回にまで届こうというくらい、ほっちのロッヂの働き手が話し手として、町のあちらこちらに出向いています。 森の中に出来た、まだまだ小さなケアの文化拠点が発する何かが、町なかのケアの拠点の方たちに、「ほっちのロッヂに頼んでみよう」と思ってもらうことがとても光栄ですし、そしてそれ以上に、働き手の1人1人も自分が伝える側となることで、普段の仕事にも増して感じることが多いように思います。 今月の長めのつぶやきは、介護の中でもより身

「ほっちのロッヂには、笑い声と同じくらい泣き声も響き渡ります。 ほっちのロッヂは楽しいだけの場所ではありませんし、楽しいだけの場所にしたくない、とも思っています。」今月のちょっと長めのつぶやき(かれん)
先日ほっちのロッヂに予防接種に来た子が、泣きながらこう言っていました。 「注射はやだ。でもほっちのロッヂだから来たの。だって、いやって言っていいんだもん。泣いてもいいし。」 *** 一方で、障がいと共に生きる子のお母さんの役割をもつ方はこう言いました。 「この子、悔しいって思うことあるのかな。みんな優しくしてくれるから。できなくてもいいよ、って思っちゃうし。できなくて悔しい!って一緒に味わってみたい。」 そしてその数日後、彼は「地団駄を踏む」ことを経験しました。

【2021年のほっちのロッヂ・インフルエンザdayは11/20を持って終了となりました】2021年のほっちのロッヂのインフルエンザ予防接種のお知らせ。
2021年のほっちのロッヂ・インフルエンザdayは、11/20(土)を持って終了となりました。 本当に多くの方がいらして、泣いて笑って..、また来年の再会になる方も、いつも通りほっちのロッヂを行き来してくださる方にも感謝を込めて。 霧深い時間が多くなってきた軽井沢町。今年もこの季節がやってきました。昨年は300人以上の方に利用いただいた「ほっちのロッヂのインフルエンザ予防接種」。 外来を受診される方とは別に、インフルエンザ予防接種ができるよう準備しています。 改めて。なぜ

「ほっちのロッヂが交差点みたいに混ざり合うところになる。それは心が動き、じんわりする。」今月のちょっと長めのつぶやき(ゆっきー)
こんにちは、ゆっきーです。 食べることが好きな私。ほっちのロッヂのお台所から作り出されるランチが楽しみな毎日を送っています。 今月は私が活動の中で感じたことを綴っていこうと思います。 お米の収穫に、地元上田に戻り家族総出の年中行事で稲刈り。 珍しいカエルさん! じんわり、嬉しい。混ざり合う景色「最期の時間をお家で過ごす」と決めていたロハさん。ほっちのロッヂのメンバとは、訪問診療と訪問看護という出会い方でした。ロハさんの暮らしに少しだけ入らせてもらったのは1週間に満たない期

「ふとした時に、その方が「あ、今少し心を開いてくれたかな?」って感じることもあったり。そうするともっとその方のことを知りたくなる。」今月のちょっと長めのつぶやき(すぎー)
初めまして。すぎーといいます! さて今月、普段の診療活動の中でふと思った自分の気持ちについて、町中で出会ったスポット写真を紹介しつつ、ちょっと長めにつぶやいていこうと思います。(出てくるお名前は仮名です。) ●血圧が下がって私”も”嬉しくなった。それって面白いなぁという話すぎー)「高血圧」って、生活習慣病なんです。薬でコントロールしていくことが多くて。数字だけみて判断するような診療が一般的なんですね。 タナベさんは、「畑やり始めた」、「お気に入りのこだわりの愛車で出かける

【ケアのこと、6】「対話しながら自分の本当の姿を浮き立たせていく。」ポジティヴヘルスを土台にした内科検診の始まり。(9歳から13歳)
「お医者さんに自分のからだじまんをする。」ポジティヴヘルスを土台にした内科検診の始まり(3歳から8歳) から続いていきます。 内科検診の舞台は、ほっちのロッヂのお向かい、学校法人軽井沢風越学園。9歳から13歳までの5つのグループ(以下ホーム)のこどもたちはそれぞれ身体測定(1日目)と検診(2日目)に日を分けて自分のからだに向き合っています。 それぞれのホームのこどもたちとほっちのロッヂのメンバは、今回も読み物を通して出会います。 『みえるとか みえないとか(作: ヨシタケ