見出し画像

【RATTA RATTARR】商品ができていくのも嬉しいけど、すごい原画が出てきた時は、トリハダが立ちますね。#窓の外美術館 #拠点紹介

先日7月14日まで開催された「窓の外美術館」。好評につき、ほっちのロッヂでは7月末まで会期を延長して開催中。このまちに集まった表現とまちの人の出会いをつないでくれる展示拠点の、これまた素敵なイキザマをご紹介していきます。

今日は、ほっちのロッヂから車で10分のところにあるアトリエショップRATTA RATTARRさんより、ディレクターの須長檀さんと、アトリエスタの塚元恵さんにお話を伺いました。26名の所属クリエイターさんたちの原画展はほっちのロッヂで7月31日(金)まで展示中。晴れた日の森の緑に映えるポップな色遣いとさわやかな額装は、ご近所の方にも好評です。

画像4

—— お店はいつオープンしたんですか。

須長)4年前の1月からです。就労支援センターひゅーまにあ軽井沢と同時に始まりました。軽井沢ののんびりした雰囲気が制作に向いているということで、工芸やデザインをする目的で作られました。

—— お店の名前の由来は?

須長)これまでにない創作を実現したいという思いから、ARTを4つ並べて入れ替えた造語です。ワクワクするような語感があって気に入っているんですけど、スウェーデンではコメディ映画の有名なセリフらしいです(笑)。

—— スウェーデンの工芸デザインをモデルにしているとか。

須長)僕はスウェーデン生まれで、10年くらい暮らしていました。ひゅーまにあ軽井沢を設立する相談を受けた時、障がいのある方たちが販売しようとすると、バザーのような場所で親戚の方にご紹介する選択肢しかありませんでした。もっと幅広く、きちんと売れる機会を作りたいと言われて。

ものづくりを仕組みから考えてみると、スウェーデンのデザインに学べるところが多くあったんです。スウェーデンは世界で最初に手工芸の学校を作ったくらい、工芸を教え、つないでいくことをすごく大事にしてきた国で。その考え方はデザインにも受け継がれていて、生活に根ざしながらも付加価値を生み出すデザイン力がすごくあるんです。

画像4

※スウェーデンの障害者施設「ホルムヴェルクスタン」。支援員が全員美術大を卒業するなど、専門家たちがデザインと工芸を支援する。

—— 塚元さんはいつからRATTA RATTARRにいらっしゃるんですか。

塚元)2年前の12月からです。もともと須長さんが経営する北欧雑貨のお店natur(ナチュール)のスタッフだったんですけど、仕事の一環でRATTA RATTARRのお手伝いをしたのがきっかけです。

—— ふだんはどういったお仕事を?

塚元)デザイン支援と商品開発のお仕事です。デッサンや色彩覚を教えるようなアートスクールではないので、教えるというよりは、描きたいものがすでにある方、何を描けばいいか分からない方、それぞれに描くきっかけを用意するところからスタートします。

須長)利用者さんは直感的にものごとをとらえることが得意なんですけど、作品を計画的に完成させることが困難な人たちが多くて。支援者は、客観的な目を持って計画を立てたり、これが良いかも、とアドバイスしたりしながら、二人で作品を完成させるようにしています。

画像3

—— 日々の活動の中で感動することはどんなことですか?

塚元)いい意味で期待を裏切ったすばらしい絵が出てくると、小躍りしてしまいます(笑)。商品ができていくのも嬉しいけど、すごい原画が出てきた時は、トリハダが立ちますね。

須長)以前は時間を気にせずゆっくり描くことが多かったんですけど、幸い企業さんからのオファーを頂くことも増えてきて、お題があって、〆切もある中で頑張っています。

商品パッケージのデザインなら、商品を食べてみてその商品を想像させるような絵を描けるとか、音楽を聴いて舞台衣装を思い浮かべるとか、彼らなりの答えを出すことができるようになってきたなあと。そこはここ1年で一番変わったところかもしれない。絵を使ったコミュニケーションですね。

塚元)完成までのプロセスは大変なことも多いですが、お互いにカバーし合いながら完成にこぎつけた時の達成感はひとしおです。

画像2

—— これから取り組んでいきたいことは。

塚元)ここが好き!と言ってくれる方と一緒に、他ではできないことをできるよう誇りをもってやっていきたいなと思います。

須永)最近外部からもお声がかかるようになってくるのを嬉しく思います。皆さん多作だし、いい作品もたくさんあるから、「こういうの」って言われてスッと100種類くらい出せるってすごいことだと思うんですよ。だから、もっと絵を生かす場所を見つけなきゃと思いますね。

《お店情報》
RATTA RATTARR(軽井沢町長倉957-63)
電話:0267-31-5180
営業時間: 11:00〜16:00(金 ・ 土のみ)
* 冬季休業 (1月〜3月)

《エミリーのオススメ・ポイント》
カラフルな色、シックな直線、ふわふわしたモチーフ。軽井沢の森の中に、エピソードのある作品が日々生まれています。それらをもとに創り出される雑貨や洋服は、身につければ思わずスキップでお出かけしたくなるおしゃれさ。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あの人に届くと、もしかするといいかもしれない、そんなことが頭に浮かんだならば、ぜひ教えて差し上げてください。

ほっちのロッヂにご興味のある方は、よければ、ご友人に直接話をしてくださったり、このnote記事に「スキ」、ツイッターなどSNSでシェアしてくださると、嬉しいです。

ほっちのロッヂ
info@hotch-l.com
書き手:唐川エミリー
文責:藤岡


今日も素晴らしい1日になりますように!
9
長野県軽井沢町(東京から約1時間) ほっちのロッヂは、元々里山だった少し小高い丘と小さな小川が流れる林の中にたたずむ、診療所と大きな台所があるところ。2020年4月に開業した、ケアの文化拠点です。http://hotch-l.com

こちらでもピックアップされています

軽井沢のまちのこと
軽井沢のまちのこと
  • 10本

軽井沢のまちの暑さ・寒さはどんな様子?美味しい野菜はどこで手に入る?どんな人たちが暮らしているんだろう?ローカルな暮らしを紹介します。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。