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ケアの文化拠点づくりをもちろん!続けています。 ほっちのロッヂで沸き起こる、文化と表現にまつわる、5つのお知らせ

誰もが不安を感じ、ソワソワと落ち着かない日々を送っている今日、いまこの時。あるいは少し先のこと、を彩り豊かにするために。
ケアの文化拠点であるほっちのロッヂでは、小さく、でも着実に、明日が楽しみになるソワソワが展開中。今日はここで日々沸き起こる、文化と表現についてレポートします。

1.イキザマ展、第三弾がこっそり開催中

2020年2月から、ほっちのロッヂメンバのカレン(吉田)が、町内にある福祉施設、浅間学園とともに進めてきた展覧会。作り手たちの色彩豊かで遊び心のある世界観が、展示空間のポップさに見事にマッチ。「これも作品?」と思わぬところで遭遇できる、さりげない展示手法にも注目です。
4月7日に3度目の作品入れ替えを行い、5月1日まで星野リゾートBEB5軽井沢にて展示中。作品についてはInstagram(@artist5_a)より楽しめます。


*期間中の営業時間については、展示会場の最新情報をご確認くださいね。

2.交換留“藝”開始に向けて

ケアの現場にアーティストがいる空間づくり。ほっちのロッヂを出入りする人たちとの交流を通して表現が紡ぎ出されていく、新しいアーティスト・イン・レジデンスの試みです。


その動き出しに向けて、関心のあるアーティストたちと対話を重ねています。演劇、舞踊、音楽…。すでにジャンルごとに異なるアイディアが生まれ、対話をしながら膨らむ試みの種たちが増えてきています。

表現者(アーティスト)として活動する方で、ご興味のある方。お申込みは こちら からどうぞ。文化環境設計士のエミリ(唐川)と、福祉環境設計士の藤岡が担当します。

3.アーティスト・スキルの因数分解、はじめました。

ほっちのロッヂのメンバで、文化環境設計士のエミリ(唐川)が、交換留藝の一環で、アーティスト・カウンセリングをはじめました。

イベント自粛が相次ぎ、再開時期の見通しも難しい中、活動の場が減ってしまったアーティストの方、制作や裏方の方とお話しながら、表現の過程で利用するスキル、機材、経歴や潜在的な能力をもとに「アーティスト・スキル」を抽出。
できあがったポートフォリオをもとに、新しい活動や仕事のあり方を探っていくことを目的
としています。

カウンセリングといっても、まずはこれまでの活動について気楽におしゃべりしましょうという感じ。お気軽に こちら までご連絡下さい。

4.文通、しませんか?

なかなか大胆に出かけることが叶わない中で、ほっちのロッヂに来てもらう。なかなか直接おしゃべりすることが叶わない中で、メンバと仲良くなる。
そのためにはどうしたらいいだろう…とカレン(吉田)とエミリ(唐川)としゃべっていて、思いついたこと。文通。

文字を書いて、間違えて消して、毎回住所も書かなきゃだし、切手も貼らなきゃだし、ポストまで行かなきゃだめだったり。
手紙ってちょっと手間ですが、返事が来る前に書きたい出来事が起こって待ち遠しくなったり、質問した答えが早く知りたくてうずうずしたり、ポストにいれる瞬間がドキドキしたり。楽しいんですよね。

そして今はその「ちょっと手間」を心が欲している気がしています。

5.文化は食から。台所が元気を創ります。

たっぷりの距離を取って、メンバの動線を分けて、「行ってきまーす」「行ってらっしゃーい」、「ただいま帰りました」「おかえりー!」と元気に出入りするメンバを胃袋から支えるべく、ほっちのロッヂのお台所は4月1日から活躍中。
本当はもっと色々な方と台所を囲みたいのですが、今は芋好きエミリ(唐川)の独壇場として、色々な芋、野菜たちが変身していっています。

午後からは、メンバが(距離を取りながら)あったかいコーヒーやミルクティをすすり、今日は何があった、明日は何をしよう、と語らう「喫茶エミリア」がしめやかに開店したり、しなかったり。

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このほかにも、ほっちのロッヂを拠点に文化と表現を蓄える試みを企み中です。続報に、乞うご期待。

ほっちのロッヂ
info@hotch-l.com
綴りて:エミリ(唐川)
文責:藤岡