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中軽井沢図書館に居ると帰りたくなくなる。

約6年前にリニューアルされた中軽井沢駅に、図書館が併設されている。
住む前に家族で軽井沢町に旅行に来たとき、
中軽井沢図書館で半日もうっかり過ごしたことがある。
1階の絵本スペースの日差しが心地いい。
写真は家族だが、長男なぞは家のように寝そべって読んでいる。

2019年のゴールデンウィーク中は開いていて、
子ども向けの企画が日替わりで開催されていた。
パネルシアターも上映しているわ、絵本が無限にあるわ、
日差しが気持ちいいわで、子にそろそろ帰って夕ご飯にしようと言ったら、帰りたくないと駄々をこねられた。
私だって帰りたくないわ。

蔵書が作家名で並んでいる。
好きな作家の棚を見つけると、大人買いならぬ、大人借りをついつい。

1階には絵本の他に地方誌やリトル・プレスが多く置かれていて、
俳句やらエッセイやら町歩きを題材にしたものやら、
内容が意外と面白い。

リトル・プレスを持って螺旋のような階段を登れば、2階には蔵書がずらり。
窓際にはいわゆる自習スペース。
中軽井沢駅の人の往来よりもはるかに、このスペースにはいつも人がいる。でも、いても気にならない。
大きな窓からは浅間山がくっきりみえる。
ハロー浅間山。そう言っていつも腰掛ける。
先日までは、306名のほっちのロッヂャーに向けてお礼のお手紙を書いていてすっかり入り浸っていた。

そうそう、軽井沢町には、私設の朗読館がある。
朗読館の館長が図書館の館長も務めている。
それで、朗読の会がよくある。
朗読をはじめ、企画はとても多い。

本が中心にある空間は、暮らす上での条件の1つと言ってもよい。
図書館や本屋のない生活は考えられない。

そういいながら、いつも借りすぎて、返却日をゆうに過ぎてしまう。
一度くらいは守らねばといつも誓って、いそいそと借りて帰る。



中軽井沢図書館
中軽井沢駅に併設
火曜日がおやすみ。祝日は開けていることが多い。

1、「COFFEE SHOP KAIDO」の幻の一杯
#渾身のコーヒーブレイク

2、中軽井沢図書館に居ると帰りたくなくなる。
#本好きの幸せどころ