ケアの現場だからこそ、「好きなことをする仲間として出会いたい」。森とうたう部、歌声を届け始めます。
見出し画像

ケアの現場だからこそ、「好きなことをする仲間として出会いたい」。森とうたう部、歌声を届け始めます。

初めまして!ほっちのロッヂのアヤカです。
書道、柔道、ダンス、金管バンド、お料理など、自分の好きなことをキーワードに、去年の4月からほっちのロッヂで活動をしています。

このnoteでは、今年7月に「森とうたう部」がうまれた理由や、その様子、そしてこれからのことを綴っていこうと思います。

自分の「好き」と、相手の「好き」をあきらめたくない

去年の4月からほっちのロッヂでの活動に参加するとき、数か月・数年単位の目標を書き出し、自分の気持ちと向き合う時間がありました。
その中の一つとして、『天使にラブソングを』という映画が好きなことがきっかけで、軽井沢町の教会でのゴスペル礼拝など、いろいろな活動への参加を考えていました。ただ、世界的な感染症の影響があり色々な情報を辿ってみても、人が集まるような活動に進展がありませんでした。

そんな中、日々訪問看護活動を行う中で、ある方と出会いました。その方は、訪問看護のいわゆる”患者”さんのご家族のお一人。
その方と好きな音楽の話になり、ヴォーカル教室を主宰されていることを知りました。
その方とお話をするうち、「この時期であるからと我慢するのではなく、音楽やうたを楽しみたいと思う人は、ほかにもいるのでは?」と思い、この方を先生に迎え、ほっちのロッヂでの部活を企画してみようと思い立ったのです。

この感覚を言葉にしてみると、「患者やその家族」と、私という「医療者」から、好きなことを起点に出会い直せたようなそんな気持ちになりました。

なにもかもできない自分に出会いくやしい。・・・でも楽しい!

ほっちのロッヂ新聞(ほっちのロッヂにて毎月発行している読み物)にて募集を行うと5~6名のお申し込みをいただき、部活として動くこととなりました。

7月の当日、2時間ちょっとの部活の時間は前半みっちり基礎トレーニング、後半で数行の歌詞の歌合せをしました。参加された方の音楽経験はさまざま。「歌も楽器も未経験」、「学生時代の部活で歌を少し」、「ピアノやヴァイオリンはやっていたけれど歌はあこがれ、、」などさまざまなメンバーが集いました。

さて、当日の正直な私の感想は「くやしい」でした。20数年生きてきて、あんなに「口を開けて!」といわれた時間は初めて...。
…開けている”つもり”とはこのことか。口の大きさは、グランドピアノの響板のようなもの。いかに自分の身体を活かそうとするかで音の響きは変わっていくということを学びました。
口の大きさで音の響きを、足の開き方や重心の置き方で音の安定、目線はどこへ?、口の中で音があたっているのはどこ?響かせたいのはどこ?など意識することは山のよう。

なにもかもできない自分に出会い、くやしい・・・でも楽しい!この感情は、練習を重ねれば何か1つでもできるようになったり、練習を重ねた先に今まで知らなかった感覚を知った自分がいるかもしれないと考えるからかな、と思いました。

iOS の画像 (85)

居合わせた人それぞれが、同じことに向かって楽しんでいるって、いいなぁ

参加されたみなさんと距離を取りながら横に並び、1人ずつ声出し。初対面という方もほとんどで最初は緊張感もあったように思いますが、メンバーの「一緒に楽しもう」の雰囲気に、すぐに視点は自分自身へ。いい意味で周りに流されない雰囲気を感じました。
先生のレッスンに真剣に耳を傾け、音の出し方という基礎から整えるべく自分と向き合っているようにみえました。
それぞれの声質にあった音域を見極め。パート分けをし、歌合せ。クラップの追加や転調などアレンジしながら曲を繰り返しました。

参加された方、そして私自身も苦戦する声出し。その横で、たまたま居合わせた子どもたちから、歌声が重なった時、すごく心地の良い空間でした。
居合わせた人それぞれが、同じことに向かって楽しんでいるって、いいなぁ。

それぞれのやり方で歌を楽しむのはもちろんですが、真剣に向き合って上手になりたいと思うからこそ楽しめる、そんな感覚を共有できているように感じうれしかったです。

何かを体得するときの一歩目、共に感じませんか?

ここまで綴りながら、、柔道で一番最初に受け身を習った時を思い出しました。「あ、これから越えなきゃいけない壁はこれか。。」というような、何かを体得するときの、一歩目を感じた気がしました。感覚の出会い直し、とも言えるのかもしれません。

こんな体験をご一緒したい方、いらっしゃればさらに楽しさが広がりそうです。興味があるだけ、という方も大歓迎。まずは森といっしょに時間をすごしませんか。

8/14(土)昼下がり。森とうたう部開催します

▶︎日時
第2回目 8/14(土)13時から予定

▶︎申し込み方法
メール info@hotch-l.com へ「森とうたう部参加希望」として、お名前と連絡先、参加人数をメール本文にお願いします。

▶︎場所
診療所と大きな台所があるところ ほっちのロッヂの、ほっちのロッヂ アトリエ前の森にて
(軽井沢町発地1274-113)

iOS の画像 (86)

あとがきに添えて・・・
「森とうたう部」の後、楽しかった気持ちの側になにかあることに気づきました。
実は私はこの日の午前中、考えを巡らせなければいけない訪問活動があり、重たい気持ちを抱えていたことを思い出しました。

気を紛らわすため、ではなく”気持ちを一度置いておく”。自分の好きなことや挑戦したいとおも思えることに全力で向き合う。すると、一度置いていたことに向き合うエネルギーがチャージされていたり、何かヒントを得たりする。むだなことはひとつもない、色々な活動を全力で取り組みたのしんでいきたいと思いました。

歌をうたうことを起点に、色々な方と出会うことができれば嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あの人に届くと、もしかするといいかもしれない、そんなことが頭に浮かんだならば、ぜひ教えて差し上げてください。

ほっちのロッヂにご興味のある方は、よければ、ご友人に直接話をしてくださったり、このnote記事に「スキ」、ツイッターなどSNSでシェアしてくださると、嬉しいです。

ほっちのロッヂ
info@hotch-l.com
書き手:アヤカ
文責:藤岡




励みになります。私たちも、「スキ!」
長野県軽井沢町(東京から約1時間) ほっちのロッヂは、元々里山だった少し小高い丘と小さな小川が流れる林の中にたたずむ、診療所と大きな台所があるところ。2020年4月に開業した、ケアの文化拠点です。http://hotch-l.com