6歳が、町の高校の美術部の表現に舌を巻く。
「カルビとは何であるか。それは美術部です。軽井沢高校の美術部です。
しかしどこか美術部という枠では収まりきらない、つかみどころのなさがある。作品とか表現ではくくりきれない、濃密な時間と空間を味わう集団のようなんですね。」(カルビの活動をまとめた本より抜粋)
町に越してからすぐに、楽しみにしていた、個展に行った。
高校の美術部が、あの千住博美術館のギャラリーで個展を開く、という事自体に、美術館側の地域へと開く姿勢への感嘆と、美術部の大いなる挑戦に何だか胸がふるえたのだ。