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ケアの文化拠点のこと

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軽井沢町特有の歴史背景と共に「ケアの文化拠点」をアートや馬などを用いて表現する起点として動いていきます。
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#軽井沢

4月▶︎「0円キッチン」の上映とその様子、5月▶︎「ポバティー・インク」上映予定。【《考える映画館》ほっちのロッヂの映画部】

4月から、ほっちのロッヂの映画部の活動がスタートしました。 記念すべき1回目は、ほっちのロッヂのお台所担当・由美さんが案内役を担当。映画『0円キッチン』を7名で鑑賞しました。 いつものアトリエが、こじんまりした映画館に。映画を観た後は、みんなで感想をシェア。印象的だったシーンや、自身の取り組みまで、さまざまな話題が広がり・・・ ひとしきりしゃべったら、持ち寄った食材で料理スタート! ここから生み出された0円メニューはなんと・・・ 参加してくれた方も、普段はロッヂでお

アーティストが続々合流。3月の表現部報告!

日差しもなんだかあたたかく、人びとの活動も活発になり始めた3月。表現部には、アーティストたちが訪れてくれました。 まずは帽子作家・音楽家のヨネダマキさん。ドイツの教育哲学者・シュタイナーが考案したライアーという楽器をたずさえて、しとしと雨の中やってきました。 この日の部員はまばら。部員が思い思いに時間を過ごす中、ライアーの神秘的な音色が響き渡ります。写真は、楽器の下で浄化されているまんぼさん。 森に囲まれたロッヂの雰囲気にとってもマッチする音色でした。 🌲🌲🌲 また

《考える映画館》オープン。ほっちのロッヂを拠点に月1回、映画上映会を開催します。

2020年4月に長野県軽井沢町に誕生した「ケアの文化拠点・ほっちのロッヂ」。診療所(外来・訪問診療)、訪問看護ステーション、通所介護(共生型)、病児保育など様々なケア事業を基軸に、まち活動・文化活動を展開しています。 オープンから1周年、まずはほっちのロッヂを拠点として、ほっちのロッヂの映画部がスタートします。 映画は、SDGs(持続的な開発目標)や社会課題をテーマとした作品をメインにセレクト。東信地域ではなかなか観る機会のない映画も多く取り入れていく予定です。 毎回、

表現の芽は、雪どけとともにゆっくりゆっくりふくらむ。2月の表現部報告!

1月、オンラインでスタートしたほっちのロッヂの表現部。2月の表現部は続々と参加者が増え、参加者同士もだんだん打ち解けてきた様子。 2月20日(土)の活動には、新しい参加者も交えて約10名が参加。ほっちのロッヂに集った仲間たちは、改めて「はじめまして」でスタートしました。 自己紹介でたっぷりお互いについておしゃべりした後は、高校生のトムくんの表現方法をみんなで知る時間に。トムくんは、音が形に見える共感覚を持っており、最近では「スクラッチアート」という方法を使ってたくさんの作

ことばのない芝居に、ことばをのむ。濃密な静けさが確かにあった15分。上演風景ムービーも!#交換留藝 #演劇 #人生是喜怒哀楽

7月27日から8月26日まで、ぶっ通しで制作に取り組んできた「人生、是〈アレコレ〉、喜怒哀楽プロジェクト」。インターン生によるアウトプットを経た2週目に続き、演出家のまんぼさんに、俳優の小林英樹さん、浅野美保さんを加え、8月19日(水)に1回目の上演を行いました。 メンバへのインタビューをもとに生み出された作品は3つ。まずはその作品をご覧あれ! 当日は、毎日忙しく活動に走るほっちのロッヂのメンバたちに加え、夏休み中の子どもたち、通いの場に通ってきてくださっていた方たち、ウ

いよいよ集大成!アウトプットDAY告知 #交換留藝 #演劇 #人生是喜怒哀楽

いよいよ本日、約1ヶ月続いた「人生、是〈アレコレ〉、喜怒哀楽プロジェクト」も集大成です。 今回は第1弾、第2弾のアウトプットに続く第3弾。昼間は刺すような日差しと暑さの中、前作の成功を上回るアウトプットを模索していきました。スタッフの日々の経験や思いに応えられる作品を作りたいと、アレコレ考えあぐねて制作は難航。「映画でもなんでも、第2弾っていうのが難しいんですよね!」と制作一同うなずき。 そうして生み出されたのが、渾身の三作品。12時半開演、上演約15分です。 1)創造

8/19(水)上演に向けた作品づくりも、俳優たちとのディスカッションを経てさらに過熱中!ゲストインタビュー!#交換留藝 #演劇 #人生、是、喜怒哀楽

7/27(月)から始まった文化企画「人生、是、喜怒哀楽プロジェクト」。演出家のまんぼさんとともに進めてきた作品づくりも、俳優たちとのディスカッションを経てさらに過熱中! 1週目、メンバと1対1でのインタビューでは「軽井沢の印象」や「活動の中で特に印象に残っている心象イメージ」などを聞き込んできたまんぼさん。滞在制作も3週目に入り、まずは8/19(水)の上演を目指してシナリオの制作に取り組んでいます。 今日は、実際に舞台に登場する役者のお二人にインタビュー。演劇を始めたきっ

「何か一つ強く好きなものを見つけたら、あとは行き当たりばったりでいいのよ」お待たせしました!アウトプットDAY①リポート&動画 #交換留藝 #演劇 #人生、是、喜怒哀楽

7月末から演出家のまんぼさんと共に展開している「人生、是〈アレコレ〉、喜怒哀楽プロジェクト」。8月7日(金)、インターンで1週間ほっちのロッヂに滞在した医学生・きみさんが、ここで感じたことをダンスで表現。その思いや当日の様子を、きみさん本人の文章でリポートしてもらいました! 信州大学医学部医学科5年の井澤薫実(いざわゆきみ)と申します。8月3日(月)から1週間、ほっちのロッヂでインターンをさせていただきました。 1.私のことと、ほっちのロッヂに来た理由私は、中学2年生で病

状態から「~したい」へ。行動を支えるメカニズムは、きっとアートもケアも似ている。早速第1弾!インターンによるアウトプットDAY告知 #人生、是、喜怒哀楽 #演劇 #交換留藝

早くも2週間目が終わろうとしている「人生、是〈アレコレ〉、喜怒哀楽プロジェクト」。演出家のまんぼさんと共に、学生インターンのゲンゲン、きみさんと共にしてきた1週間。いよいよ明日はアウトプットの日です。 明日8/7(金)が最終日のきみさんは、表現の方向性が見えてきた様子。どのような内容になるのか。まんぼさんと私エミリー、学生たちの対話形式でお届けします。 ※対話は8/5(水)の夕方に行われました。 1.今の気分、何色?何を見て、何を感じてる?まんぼ)どうですか、この3日間

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ほっちのロッヂのイメージは〇〇色? — インターンと過ごす1week!ワークショップ密着リポート #人生、是、喜怒哀楽 #演劇 #交換留藝

7/27(月)から始まっている「人生、是《アレコレ》、喜怒哀楽」プロジェクト。今週は2人のインターンを迎え、演出家のまんぼさんと共に感情のアウトプットを目指していきます。 まずは初めましてのご挨拶。2人がこれからさまざまな活動に関わる中で動いた感情を、1週間で何らかの表現にしてみてほしい、とのまんぼさんからのオーダーにも、臆せず早速アイディアを出し始める2人。 市橋源さん(ゲンゲン)はカナダの高校に通う高校1年生。中学卒業後、ギャップイヤーを利用してすでに色々なインターン

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ことばにならない思いがあふれていく。はじめの一歩、メンバへのインタビューリポート! #交換留藝 #演劇 #人生、是、喜怒哀楽

7/27(月)から始まった文化企画「人生、是、喜怒哀楽プロジェクト」。演出家のまんぼさんとともに、作品づくりがスタートしています。 ところで気になるこのタイトル、「じんせい、アレコレ、きどあいらくプロジェクト」と読むことに決定しました👏訪問先のご家族の方に書いてもらった題字、本来の「是」と形が少し違うことも、絵具がうまくつかなくて何度も線を書き重ねたことも、人生アレコレ、何度でもやり直せるよ。ということで(笑)! 本日は、作品づくりの素材となるメンバへのインタビューを終え

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「嬉しいも悲しいも勉強させてもらってる」 — 心が動けば、世界が変わる。そのことを、実験してみようと思っています。 #交換留藝 #演劇 #人生、是、喜怒哀楽

約2ヶ月にわたり開催された窓の外美術館。出かけることが難しかった時期にも、たくさんの出会いとお声がけを頂きました。美術館はほっちのロッヂのみ7/31(金)まで会期延長中。そんな中ひっそりと始まった次なる文化企画を、ひっそりレポートします! 次なる企画は「人生、是〈アレコレ〉、喜怒哀楽プロジェクト」。題字は訪問先のご家族に書いてもらいました。その方は文字を書きながら「嬉しいも悲しいも勉強させてもらってる」と、ひと言。 心が動けば、世界が変わる。そのことを、実験してみようと思

国籍関係なく、自分や相手の身体や暮らしのこと、もっと気兼ねなく話ができる場所があるといいのに。|10/16 Tea Time Meet Up、開催しました

軽井沢町に住む外国籍の方々の暮らしのサポートがしたいと考えています。どうしたら、外国籍の親御さんの子育ての大変さをもっとよくできるだろう?出会うためには?など考えを巡らせ、まずはお茶会なるものを立ち上げました。 10/16(水)、少しずつお知らせを各方面へ持っていきましたら、今回のMeet Upには軽井沢町に住むインターナショナルスクールの学生さんが参加してくれました。 ・受診のしにくさ(通訳者のマッチングや、症状が正確に伝わりづらい) ・思春期のこと ・母国と離れて暮ら

「実は花屋じゃないんです」いろんな人と自然に異物感なく出会ってつながっていく時間。|11/10 塩沢「とおかんや」マルシェに出店しました

柳沢農園さんにお誘いいただき、軽井沢町で行われたマルシェに、「ドライフラワー屋」を出店しました。 医療や福祉の表現にこだわらず、来店されるであろう方々を予想しながら、ほっちのロッヂが大切にしていること・・・医療者と患者としてではなく、人と人が「好きなこと」での出会い方ができる機会になれば。軽井沢町を見渡すと、都市部では手に入りづらい草木たちがたくさん!持ち帰る時にドライフラワーであれば、長い期間楽しむこともできる、と閃きました。そこで、ほっちのロッヂの敷地や、柳沢農園さんな