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夏の子どもアトリエキャンプ!レポート①「サウンドオブミュージック〜衣装&楽器を作ってみんなでミュージカル♪」

夏休みの間、朝から夕方まで子どもたちと共に過ごしてきた「夏の子どもアトリエキャンプ!」。どんなことに挑戦して、どんな出会いがあったかな。文化企画インターン・のしたの目線から、3日間を振り返ってみたいと思います。

文化企画インターンの「のした」です。インターンの一環で、8月はじめにほっちのロッヂに滞在しました。1週目の「夏の子どもアトリエ」では、ほっちのロッヂの森を舞台に創作と音楽の体験が繰り広げられました。3日目までに楽器や衣装を作って歌を練習し、森の中に自分たちの舞台をつくることが目標です。

1日目は森案内をした後、森の中でミーティング。準備時間をいかに確保するかが決め手の3日間。最終的なゴールを確認し、1日の過ごし方をみんなで話し合います。

お昼ご飯の後は、Kuruminoniwa・なおこさんの講座です。まずは、3日間のテーマである「サウンドオブミュージック」についてレクチャーしていただきました。「私、知ってるよ!」と映画について話す子がいたり、一生懸命に地図からオーストリアを見つけ出したりしました!

レクチャーの後は、先生のお手本を見ながら自分の着る衣装のデザインを考えました。「帽子もつくりたい!」、「旗をつくりたい!」といろんなアイデアが…!シーツのような大きな布をデザインした形に切り、先生が持ってきたお花や森に生えている草などを使ってたたき染めをしていきます。全員が集中して取り組んでいました。

衣装が完成したら、みんなでファッションショー!素敵な衣装が完成して、みんなとても満足そうでした。

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2日目も「大事にしたいこと・今日やりたいこと」を話してからスタート!

お家をつくったり、お店屋さんをしたり、森をパトロールしたり、森で絵を描いたり。昨日に比べ、遊びの幅の広がりました。お昼ごはんも、森やアトリエなど、今日は好きな場所を選んで食べました。

午後は森のじいじと一緒に楽器づくり。最初は金具と木材をこすり合わせて鳥の鳴き声を出せる楽器を作り、森の中へ鳥を呼びに行きます。鳥が鳴くと「私が(鳥を)呼んだんだよ!」と嬉しそう。

発表会で使う楽器は自分でクレヨンやチョークなどを使い、色をつけていきます。難しい工程が多くありながら「自分でできるよ!」と大人の手を借りずに頑張って作る子たちもいました。

森の中に響く楽器の音はとても綺麗でした!明日はいよいよ発表会!

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3日目は朝から「今日、発表会だよね!」と子どもたちから発表会の話題が上がります。とても楽しみにしている子が多いようす。お昼ごはんを終えたらいよいよ発表会の歌の練習!かねだちひろさんに歌とダンスを教えてもらいました。

発表する曲は「エーデルワイス」と「ドレミのうた」。ちひろさんのオルガンに合わせて、ドレミのうたは歌詞に沿った振り付けをしながら大きな声で元気に歌います。

「エーデルワイス」は楽器を持って演奏しながら歌います。はじめて歌う子が多く最初は苦戦していましたが、「もう覚えたよ!」とすぐに歌詞を覚えていて、大人たちがびっくり!

お迎えの時間が近づき、おうちの方が見守る中、1日目に作った衣装を着て、2日目につくった楽器を持って森へ。ドキドキしていた子どもたちでしたが、本番は大きな声で堂々と歌えていてとてもいい発表会でした。

発表会を目標に衣装や楽器づくり、歌の練習を頑張る子どもたちがとても輝いて見え、本当に感動しました。午前中の「じぶんじかん」もそれぞれやりたいことを見つけて取り組んでいた姿が印象的です。大人が気づかないような小さな疑問や発見をたくさん教えてもらうことができました。

「また遊ぼうね」と言ってくれる子どもたちにまた会える日まで、小さな疑問や発見を見つけながら、私自身も成長していきたいです。

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通常の子どもアトリエについてはコチラから

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ほっちのロッヂにご興味のある方は、よければ、ご友人に直接話をしてくださったり、このnote記事に「スキ」、ツイッターなどSNSでシェアしてくださると、嬉しいです。

ほっちのロッヂ
info@hotch-l.com
書き手:竹之下紋菜(のした)
文責:唐川恵美子(エミリー)、藤岡聡子

夏の子どもアトリエキャンプ!2023
主催・全体運営:ほっちのロッヂの文化企画
講座コーディネート・運営協力:chez Petit Lapin
当日講座:なかにしなおこ(Kuruminoniwa/たたき染め)、森のじいじ(木工)、かねだちひろ(音楽)

鹿児島県鹿児島市出身。 小学生の頃見た舞台をきっかけに、名古屋芸術大学の舞台芸術領域へ進学。 将来は芸術が必要な多くの人や場所に舞台芸術を届けたいと思っている。ほっちのロッヂの活動が自分がやりたいことに近いと感じ、インターンへ参加。

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