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ほっちのロッヂの「いまちゃん」ってこんな人。#メンバ紹介 #一問一答

—— 自己紹介をお願いします。

今井麻菜美(いまい・まなみ)です。「いまちゃん」と呼ばれています。ほっちのロッヂでは訪問看護を中心に活動しながら、たまに訪問診療でドクターと一緒に出かけたり、子どもたちとの活動に参加したりしています。ほっちのロッヂに来て1年5カ月くらい経ちました。

—— ほっちのロッヂに来たきっかけを教えてください。

『天然生活』での記事でした!

もともと自分のテーマとして「健康的に働く」ということと、「食と健康」というのがあって、必ずしも看護師としてではなく、そういうテーマで働ける道を探していました。「診療所と大きな台所のあるところ」という記事のタイトルから、食と健康が診療所でどう展開されているんだろうと興味を持って、イベントに参加しました。

—— ほっちのロッヂに辿り着くまでの経歴は。

新卒は急性期病院(*)で、希望した脳神経外科に配属になりました。3年弱で「これは自分のやりたい看護ではない」と思って、島根県沖にある離島の病院に行くプログラムに1年ちょっと参加しました。

(*)急性期病院…緊急・重症な状態にある人に対し、 高度で専門的な. 治療を提供する病院のこと。

離島で働いていた時の写真

離島で「家のちからってすごい!」と思い、関東に帰ってきてからは訪問入浴や有料老人ホームで働いたり、オンラインで産業看護の仕事をやったりしていました。

—— すごい。在宅まわりのあれこれ全部を経験していますね(笑)。ほっちのロッヂで「食と健康」の視点から感じられることはありますか?

自分が思っている食と健康の切り口とはまた別なのですが、職場の人と同じ釜の飯を食べる経験ですかね。お台所のスタッフさんが作ってくれたご飯をみんなで一緒に食べながら生まれる会話も多いし、距離感も大きく変わると思います。

写真。ほっちのロッヂのお台所による、自慢のランチ!

そこから派生して、おうちで食べることを続けることにも興味があります。「どうやって最後まで食べるか」「食べられなくなった時に何を食べられるんだろう」「食べたくないのであれば、食べなくていいのかな」とか。胃ろうをしている方の場合は、どうやって家族や友人と食べる経験を共にするか、それをどう続けていけるだろう、とか。

「食べる」を通したつながり、場の共有体験についてはもっと考えていきたいなと思っています。

🍛

—— いまちゃんは「ポジティヴヘルス」も積極的に勉強していますよね。ポジティヴヘルスを自分なりに説明すると?

「自分がこれをしたい」「自分がこうありたい」という想いを大切にすることかなと思います。全員がすぐに自分を表現するのは難しいと思うのですが、家族がいるから遠慮しておくとか、誰かのためにこうありたいではなくて、まずは自分のためにどうしたい、どうありたいかを言っていいんだよという空気感を作っていきたいと思っています。

ポジティヴヘルスのいいところは、自分を大事にしながら誰かと横で手をつないで、お互いの存在を感じられるあたたかい感じがするところです。

—— なるほど。それで「食」への関心もつながってくるんだなという感じがします。

働く人の健康についても、誰かを支える人の暮らしをメンタル面も含めてどう支えて行ったらいいんだろうというのが課題で、まだまだ模索中です。

でも、働く人自身の感情を大切にしようというほっちのロッヂの文化はすごく面白いと思っていて、自分も日々変わっていく感じがあります。このあたりに、ポジティヴヘルスにつながりそうなヒントがありそうなのですが、どうやったらハッピーに働いて、ヘルシーにいられるかは引き続き考えてみたいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あの人に届くと、もしかするといいかもしれない、そんなことが頭に浮かんだならば、ぜひ教えて差し上げてください。

ほっちのロッヂにご興味のある方は、よければ、ご友人に直接話をしてくださったり、このnote記事に「スキ」、ツイッターなどSNSでシェアしてくださると、嬉しいです。

ほっちのロッヂ
info@hotch-l.com
話し手:今井麻菜美(いまちゃん)
聞き手:木下明香里(あかり)
写真:竹内孝予(たかよ)
まとめ:唐川恵美子(エミリー)
文責:藤岡聡子(さとこ)