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【働き手募ります】「子どもを起点に『私らしく私をつくり続ける』場をつくること」に関心がある方、募ります。

こんにちは!ほっちのロッヂの澤、松永です。
初めて私たちの活動を知ってくださった方も、前から少しだけ知っているよ、という方も。働き手を募るこのお知らせを読み始めてくださり、誠にありがとうございます。

医療型短期入所、児童発達支援、放課後等デイサービス、病児保育、外来、子どもアトリエ、内科検診、土曜自習室、焚き火ごはん。
私たちほっちのロッヂは、医療・福祉のサービスを問わず、様々な角度から、まちの子どもたちと出会っています。

まずはほっちのロッヂ全体、そのなかで子どもたちとどんな関わりをしているのかをご紹介します。


▶︎診療所と大きな台所のあるところ 「ほっちのロッヂ」

私たちは、2019年から長野県軽井沢町にて活動を始めている 「診療所と大きな台所があるところ ほっちのロッヂ」です。
症状や状態、年齢じゃなくって、好きなことをする仲間として出会おう」を合言葉に、ケアの文化拠点として在りたいと様々な活動を行なっています。

ほっちのロッヂの始まりのひとつである「軽井沢キッズケアラボ」は2015年からはじまりました。

▶子ども起点の働き手の活動

主な舞台は、ほっちのロッヂと学校の2つです。

学校との関わりのひとつである内科検診についてはこちらを。

ほっちのロッヂが行う風越での内科検診は、自分が何が好きか、どんなことに夢中か、今の自分にとって大切なことはなにかを認識していたり、やりたいことをやるために、大切なことを大切にするために何が必要かを自分で考えて、自分で動いたり周囲の人にヘルプをしてみたりできる状態であるための、自分で自分を見つめる時間だと思いました。

「内科検診は自分で自分を見つめる時間(澤 智子)」より

では実際に子ども起点の働き手はどんなことをしているのか?
語り合った場面を動画に記録しました。

私たちが関わる子どもたちは、「医療的ケア児」や「発達障がいを持つ子ども」などと説明されることもありますが、私たちはあらゆる町の子どもたちが好きなことをする仲間として出会える場づくりを続け、あらゆる子どもたちに出会いに行きます。そして、私たちは「子ども起点チーム」として、子どもを起点にあらゆる町の人と出会い、関わっています。

なぜ、わざわざ私たちは「医療的ケア児」の居場所づくりにとどめず、ほっちのロッヂの中だけなく町で、そして子どもの関わりを起点にあらゆる町の人と共に活動を続けているのか。
それは、願いとして「私らしく私をつくり続ける」ということがあるのかもしれません。

医療的ケアが必要な子が「医療的ケア児」として弱い存在としてケアされる人に囲まれて育っていくのではなく、”ケアが必要だから”と自分の遊びたい・学びたい場所とは違う場所に行かないといけなくなるのではなく。

この世界にあるいろんなモノ・コトに触れる。友達とたっぷり遊ぶ。隣に居合わせた地域のおじちゃんと知り合いになり、おじちゃんの好きなことや技に触れる。そしてそのおじちゃんは子どもから気づきとエネルギーをもらう。自分の暮らす世界やその世界で暮らす色んな人と出会い、関係しあう中で「私らしく私をつくり続ける」。

それは症状や状態、年齢で区切ったらつくれないものだと思うのであり、医療やケアの専門性を持つほっちのロッヂだからこそ、届けられることがあると思うのです。

▶私たちが目指すものは、大事にしているものは

・あらゆる子ども・若者と、あらゆる場面で出会い、関わっていくこと
現在、医療・福祉サービスとして「医療型短期入所」「児童発達支援」「放課後等デイサービス」、町の事業として「病児保育」を展開中です。他にも、まちに佇むアーティストと表現活動ができる「子どもアトリエ」、焚き火ごはんやあみあみ会など年齢問わず集える「土曜自習室」、医療・福祉サービスの枠を飛び越えて場をつくっています。町の教育機関での学校医活動も内科検診だけでなく、授業や学校の日常にお邪魔することがあります。

・子どもが健やかに育っていけるまちづくりを目指して、あらゆるチームをつくっていくこと
私立・公立問わず、町の2校・5園と連携しています。ほっちのロッヂ内で医療・ケアの専門職とチームを組んで、目の前の子どもの遊び・学び・暮らしをつくっていきます。町の学校と連携しながら、子どもが育っていくエネルギーと、子どもの育ちをサポートする学校やまちのエネルギーが、発揮し続けられる環境を共につくっていくチームの一員でありたいと思っています。

・子どもを起点にあらゆる町の人と共に佇むこと
私たちほっちのロッヂは0歳〜100歳オーバーまで、あらゆる人の「生きる」と「生きるを終える」ことに関わっています。出会いの入り口は、外来やその人にとって大事な方のお看取り後、焚き火等さまざまですが、「好きなことする仲間として」混ざる場をつくり続けます。

・自己変容しうる存在として対話し続けること
ほっちのロッヂ内では、今まで培ってきた専門性・領域が異なるメンバーで構成し、あらゆる人に出会います。私たちは何を大事にしたい?と、互いの大事なものに出会いながら、自己変容しうる存在として居続けます。そのために、ほっちのロッヂのチーム内での対話を、開業時から欠かさず行なっています。

▶働き手の募集内容、資格は問いません。

 今回は、有償インターンもしくは働き手の2通りを募ります。

①有償インターンの場合

・2024年8月.9月の内、軽井沢にて1ヶ月程度働くことが可能な方
・軽井沢町、御代田町、及びその周辺にお住まいの方(予定含む)

②働き手の場合
・2024年秋ごろから、軽井沢にてフルタイムで働くことが可能な方

・軽井沢町、御代田町、及びその周辺にお住まいの方(予定含む)
・保育士、セラピスト、幼稚園教諭、教員免許資格、児童発達支援管理責任者など、子どもたちの未来を描くために必要な資格を持っていたらよりbetterですが、資格は問いません。

あなたが持っているもの(資格やスキルなど)、時期、お住まい、その他ご相談ください。
なお、年齢はもちろん、経験は不問です。

▶ピンと来た方は

①ピン!と来た方は、 フォーム へと進んでください。

エントリーの締め切りは以下の通りです。
・有償インターンの場合:7月15日
・働き手の場合:7月31日(但し、ご相談承ります)

②全ての方のフォームに目を通し、私たちがお話しさせていただきたい方にはお電話なり、zoomなりでお互いに考えていることを交換する時間を取ります。

③その後、実際に「ほっちのロッヂ」にお越しいただき、活動を始めていきます。なお、順は前後する場合もあります。ご承知おきください。

今回、対象となる時期、資格、居住地区など、タイミングが合わなかった方もいらっしゃるかもしれません。
四季ごとにメールマガジンをお届けしていますので、そちらで発信を受け取ってくださると安心です。
登録はこちら からどうぞ。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あの人に届いたら、もしかするといいかもしれない、そんな方が頭に浮かんだならば、ぜひ教えて差し上げてください。
あるいは、このnote記事に「スキ」、ツイッターなどSNSでシェアしてくださると、嬉しいです。

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ほっちのロッヂ
info@hotch-l.com
書き手:澤智子、松永恵
文責:藤岡聡子