見出し画像

問い:「ほっちのロッヂについて、本の帯のような短文で答えるとすると?」(堀田 聰子/慶應大学大学院教授、稲葉俊郎/医師・山形ビエンナーレ2020芸術監督、首藤 義敬/はっぴーの家)

2020年4月から順に、ほっちのロッヂの全ての事業が始まります。
この #ほっちのロッヂの始まりファンファーレ202004 は、ほっちのロッヂメンバと普段関わりがあり、それでいて、持論がピリっとおありの方々に、「ほっちのロッヂの始まりに思うこと、期待すること」について思うことを綴っていただく試みです。
最後となるこの記事で、ほっちのロッヂについて、本の帯のような短文で答えるとすると?というお題で、3名の方に答えていただきました。
じっくりたっぷり、お読みくださいね。

「誰もがいま、ここにいていいと思えるまちのよりどころとして…」

堀田聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授)

画像1

プロセスでほっちのロッヂの構想を最初にうかがった時からのことを思い起こしていました。
ケアの文化の発信地。
もうすっかり言葉としても採り入れ、そして私には想像がつかないくらいそれは地域の風景のなかに一人ひとりの息吹とともに溶け込んでいるのだと思います。
だからこそ、そしてこんな時だからこそ、わたしを、わたしをとりまくすべての「生」の存在を感じ合える、確かめ合える、そんな灯に、その媒介者になっていくことを深く信じ、また願って、この言葉になりました!
(堀田さん)

「わたしたちは適切な通路を介して出会いさえすれば、きっと豊かな未来を創造することができる。」

稲葉俊郎(軽井沢病院 総合診療科医長・信州大学社会基盤研究所 特任准教授・東京大学 先端科学技術研究センター 客員研究員・東北芸術工科大学 客員教授・山形ビエンナーレ2020芸術監督)

画像2

稲葉さんと私たちほっちのロッヂとの出会いは必然かもしれません。稲葉さん自身の表現活動を広げようとされているタイミングと、私たちが一生懸命現場を作っているタイミングが見事に噛み合っていき、医師と医師、医師と在宅医療チームというよりも、横に並んで散歩をしたり、こだわりの卵かけご飯の話をしたり、アートの話をしたり・・・。まさに適切な通路を介して出会いさえすれば、医療の話だけにとどまらずにもっともっと手触り感のある、豊かな未来を一緒に作れるのだと思います。(ほっちのロッヂ 藤岡)


コロナショックにより、東京一極集中への違和感がモヤモヤから確信に変わった。新しい生き方が日本中でフツフツと同時多発的に湧き出している。もう軽井沢は避暑地ではない。ローカルで煮えたぎる小さな源泉の一つ、ケアと文化の混浴温泉。それが「ほっちのロッヂ」だ。・・・しらんけど。

首藤 義敬(はっぴーの家)

画像3

首藤さんにとうとう、源泉に喩えられてしまった場所、それがほっちのロッヂです(笑)新しい家族の在り方、生き方をずっと体当たりで表現してくれた、ちょっぴりヤンチャ風に振舞う首藤さんですが、とってもとっても愛情深い人だということもよく知っています。神戸も、軽井沢町も、ローカルで煮えたぎる場所にしていきますよ!(藤岡)


書き手、寄せ書き集め手:ほっちのロッヂ 藤岡