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夏の子どもアトリエキャンプ!レポート③美術館にダンスに森の探検!心躍った「アートとダンスとおはなしの森」

夏休みの間、朝から夕方まで子どもたちと共に過ごしてきた「夏の子どもアトリエキャンプ!」。どんなことに挑戦して、どんな出会いがあったかな。文化企画インターン・いちかの目線から、3日間を振り返ってみたいと思います。

文化企画インターンのいちかです。長野の短い夏休みも終盤にさしかかった8月16日、水曜日。1日目は「はじめまして」や「久しぶり」が飛び交いながら、森を探検しました。

この日はほっちのロッヂの朝市も開催していたので、朝市に出店しているプロのお店屋さんから「求人票」が届きました。子どもたちは気になる仕事を選び、出店者さんに協力!!初めて仕事をした子も、笑顔で楽しくできたみたいです。貴重な体験をありがとうございました!

お昼ご飯を食べた後は、森の中に自分の好きな空間づくり。朝の森の探検で見つけた、各々の好きな場所で空間づくりをします。木材や毛糸を組み合わせたり、葉っぱを集めるために竹ぼうきを使ったり…。グループごとに、個性あふれる空間ができあがっていきました。


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2日目は、軽井沢ニューアートミュージアムさんへバスに乗って行きました。

ミュージアムに到着したみんなは、ミュージアムの前のオブジェに大集合。「この人は何をしているんだろう?」「こんなところに文字が書いてあるよ!」「となりに座って同じ格好してみたよ」などなど、中に入る前からわくわくが止まらない様子。

ついつい大人も気になりまじまじと…。

開館時間になり、さっそく展示をみて回りました。この日の展示は、『フィリップ・コルバート展―ようこそロブスタープラネットへ』。絵だけでなく、オブジェや映像作品など大規模で多彩な作品が集結!みんな興味津々で、細部まで作品を鑑賞しました。

展示をみて回った後、作品に登場するキャラクターやモチーフが何を言っているのか・考えているのかを考えてセリフを書きました。子どもたちはそれぞれ、作品の全体像から考えたり、絵の中の一場面をピックアップして考えたりしていました。

名残惜しい中ミュージアムを出発。みんなでバス停まで歩きました。

一緒に手を繋いで、いっぱいお話をしながら歩いていたらあっという間にバス停に到着!みんなでバスに乗って、ほっちのロッヂまで帰りました。この日はたくさん笑ってたくさん歩いて、きっといい夢見れたよね。

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3日目は、1日目の空間づくりの続きとダンスをしました。実は1日目に途中で雨が降ってきてしまい、空間づくりが最後まで出来なかったのです…。なので、3日目のきょうは好きなことをしたり、空間づくりをしたりしました。

とある空間では、なんと焚火をしていました!1日目から焚火がしたいと言っていた二人組。3日目にようやく実現することができました!アトリエにいて別のことをしていた子たちも集まって、みんなで焼きマシュマロを食べました。

お昼ご飯の後は、待ちに待ったダンスの時間!講師のとくながさんと一緒に、ダンスが好きな子もちょっと抵抗があった子も、楽しく体を使いました。自分の名前から連想した動きをしたり、二人組でくっついたり、動物の真似をしてみたり。

森の方にも行き、ハンモックがあるところでモールや布を使って体を動かしました。モールを前で通したり後ろで通したり、片足を上げトンネルを作って通してみたりして、モールの不思議な感触を味わいました。布を上下に動かしてふわふわさせたり、布から透けた世界を楽しみました。

アトリエに戻った後は、水遊びをしました!この日は快晴だったこともあり、暑かったので桶に水を汲んで足だけ浸けて涼みました。暑い中いっぱい体を動かしたから、より水が冷たく感じられたかな。いい笑顔です。

3日間、初めての出会いや発見・体験をしました。大人になると関心が薄れてしまったり、素通りしてしまうものにも目を輝かせ、興味津々な姿はあまりにもまぶしくて、キラキラした子どもたちの笑顔をずっと見ていたいと思うほどでした。

100%の濃縮果汁ジュースよりも濃縮された3日間を忘れずに、大事な思い出として心の奥に仕舞おうと思います!!

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通常の子どもアトリエについてはコチラから

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ほっちのロッヂにご興味のある方は、よければ、ご友人に直接話をしてくださったり、このnote記事に「スキ」、ツイッターなどSNSでシェアしてくださると、嬉しいです。

ほっちのロッヂ
info@hotch-l.com
書き手:小田原一華(いちか)
文責:唐川恵美子(エミリー)、藤岡聡子

夏の子どもアトリエキャンプ!2023
主催・全体運営:ほっちのロッヂの文化企画
当日講座:宇田もも(アーティスト)、軽井沢ニューアートミュージアム、徳永紫保(ダンスファシリテーター)

小田原一華(おだわら・いちか;写真左)
広島で生まれ育ち、自然豊かな街で元気に成長。 ひょんなことから舞台制作に興味を持ち、名古屋芸術大学舞台芸術領域へ進学。 好奇心旺盛な性格で、もっと自分の将来を考え見据えていきたいと思い、インターンに参加。 写真は8月インターン時、スタッフのメナカさんと。

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